スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

内装物語 from 中国

中国の林さんより中国の内装事情の投稿がありましたので掲載します。興味深いですよ。

「私、正月なのに内装してるのよ」 林 怡

 年末年始に入り何かと気ぜわしい時期ですね。さて中国で2010年頃から住宅購入を控える政府主導の政策があるという報道が、日本の一部マスコミでもされているようです。また業界の方はご周知のことかもしれませんが、住宅新規購入を控える上記政策等とは関係なく、中国では以前から購入者・所有者が自ら内装工事に携わるのが主流です。特に中国では、職人に全て一括して任せるケースもありますが、施工に関しては職人に任せるものの材料は全部自分で購入するなど、自ら内装工事を手掛けるケースが依然として多いです。
 そしてこの度この私も、とある理由でとある方が旧正月前後に何とか入居できるように、内装工事を委託された次第であります。早速ネットで経験者のブログを調べ、見聞きした結果、結論としてはちょっとしたマネージャーになれるかもしれません。それもそのはず、デザイン、予算策定、材料仕入れ、施工管理などなど全て自分で把握しながら、進めなければならない。即ちデザイナー、購買、現場監督などを一身に引き受けたということです。
 まずはデザイン。家具でスタート!という経験談から、4時間で一式を決め、本格的な内装は敢えて省き。次に予算。やはりこの時代、ネット上に材料別しかも写真付エクセル表を提供しているツワモノがおり、室内の主要な寸法を測りノートに記入。前述のエクセル表に数値を入れ込むと、一瞬にして予算策定!!
しかしその後、一応予算を立てたとはいえ、実際に購入に行ってみたら、自分の甘さに気づく・・・膨大な品の種類に圧倒されてしまった。電線ひとつを取っても、品種が多い。例えば、電線には強弱電用があり、中には1.5MM・2.5MM・4MM・6MM・10MM銅芯線を全部機能に応じて買わなければならなく、その上、電話用・有線用・パソコン用の電線も揃えなければならない。
この先の話になりますが、材料の搬入が一段落したら、施工部隊も悩みの種。旧正月も近づき、帰省したい一心で、落ち着いて施工してくれそうな部隊はそうはいない。そのため、田舎の近く技術の良さそうな施工部隊を探すために、実際に施工した現場に行ってみたり、前の家主に情報を聞いたりしたが、その最中に別の家に雇われてしまったり、こちらは人材戦争の最前線!
未熟なスタートながら、ことごとく自分の甘さを痛感している毎日。例えば、システムキッチンのオーダーメイドを紹介され、寸法を測れば図面どおりに作ってくれると思ったが、実際に部屋に設置したら微妙にずれ、コンロの設置もメーカーの設置作業員の遅刻で、同時に調整してもらえなかった。自国民の特質をよく理解しているはずの不純粋な中国人の私も、完成させるためには夜中まで現場にいなければならなかった。そんなこんなで終電に逃げられ、やむを得ずホテルに泊まった私ですが、期待外れのない出来上がりを夢膨らませながら、明日からさらにこの内装工事を楽しんでいこうと決心した次第であります。


林 怡
中国福州市に生まれ。日本で留学し、製造メーカーを経て、
早稲田大学MBA修了。その後、日本のインテリアファブリックスメーカーに入社。
翌年、上海支社へ副総経理として赴任、立上げ、市場調査などに携わった。
現在はフリーランスとして上海を中心に、日本企業の中国進出を支援している。
スポンサーサイト
プロフィール

JAPANTEX 事務局

Author:JAPANTEX 事務局
インテリアトレンドショーJAPANTEXのスタッフブログです。
2017年は11月15日~17日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)
"日本最大級のインテリア展示会"

Countdown
カウントダウンタイマー
カテゴリ
最新記事
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。